PT・OT国試受験生の皆さん、こんにちは。メディックメディア編集部です。

今年度(2023年2月)の国試を受験される方は、まさに今のシーズン、
病院実習や卒業研究で忙しくて、国試のことは考えないようにしている…
なんて人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、これまでの国試に合格した先輩たちから、「国試本番までのスケジュール」を聞いてみました。


▲国試までの勉強スケジュール例

もちろん学校によって実習・卒業研究の時期に差がありますが、大体でもスケジュール感をつかめれば、

いまは実習に集中モード!
8月は共通問題対策で基礎固め!

というように、安心して一年を過ごせるのではないでしょうか。

 

合格した先輩は、いつから国試対策を始めたの?

遅くとも「秋スタート」くらいと考えておこう

アンケートによると、多くの先輩たちは「1年以上前スタート」「秋スタート」に二極化して国試対策を始めています。

 

「1年以上前からスタート」と答えた人は、そもそも学校のカリキュラムで国試対策が組まれている場合もありますから、みなさんは極度に「このままじゃ間に合わない…!」と焦る必要はありません。

春~夏は実習や卒業研究もありますから、「遅くとも秋スタート」くらいを目指しながら、無理ないタイミングで国試対策を始めていきましょう。

 

先輩の声①「最新のQB発売に合わせて、国試の勉強をスタートしました」

▲『クエスチョン・バンク』の共通問題編は、7月に最新版が発売(※)されますから、そのタイミングで共通問題対策からスタートした先輩です。
(※今年は2022年7月末に発売。)

解剖・生理などの基礎知識をしっかり身につけておけば、その後の「PT専門問題」「OT専門問題」もぐっと解きやすくなる、という声は多かったです。

 

先輩の声②「卒論が忙しく、年明けに集中してQBを何周もしました」

▲学校によっては、年末まで卒論のピークが続くケースもあるようです。

そうなると限られた時間で国試対策をしなければならないので、QB2冊(共通+専門)に絞って何周もする、という対策が効果的だったようです。

とはいえ基礎が身についていない状態では、さすがに不安がありますよね。

まだ比較的時間の余裕があるうちに、QBの共通問題編だけでも進めておけると、心の余裕が生まれます。

 

長いようで短い国試対策。まずは「クエスチョン・バンク2023」共通問題編を足掛かりに、夏は共通問題対策を進めていきましょう!