科目別分析シリーズ⑥
PT国試のPT専門問題では「D 理学療法評価法」「E 内科疾患」「G 整形外科学」が3大頻出ジャンルです。
…では、「D 理学療法評価法」の中でも、特に ”出やすいテーマ” は何でしょうか?
「D 理学療法評価法」の頻出テーマは?
【関節可動域測定法】【MMT】が突出して出やすい!
PT専門問題を、細かいテーマ別に出題率を分析したグラフがこちらです。
「D 理学療法評価法」は全体的に頻出ですが、なかでも
- 【関節可動域測定法】
- 【徒手筋力テスト(MMT)】
の2テーマが特に頻出でした。詳しく見ていきましょう。
【関節可動域測定法】をテーマとした問題
【関節可動域測定法】をテーマとした問題では、各部位の測定法を問う画像問題が目立ちます。
- 軸
- 測定肢位
などの基本事項はもちろん,
- 代償運動
- 制限による動作への影響
も対策必須です。
▲実際に出題された、最新の問題例。
(第59回国試 午後問題1番、『クエスチョン・バンク2025』(PT専門問題編)P.157より引用)
なおこの問題は実地問題で、1問3点と高い配点になっています。
【徒手筋力テスト(MMT)】をテーマとした問題
【徒手筋力テスト(MMT)】をテーマとした問題もよく出題されています。
中には、測定肢位や抵抗/固定方法が一目で分かりづらい問題や、理学療法には馴染みのない部位の出題も含まれますので、注意しましょう。
▲実際に出題された、最新の問題例。この問題も実地問題(1問3点)でした。
(第57回国試 午前問題5番、『クエスチョン・バンク2025』(PT専門問題編)P.132より引用)
PT専門問題は、まず【関節可動域測定法】【MMT】から!
PT専門問題では、【関節可動域測定法】【MMT】が突出して出やすいと言えます。
ですので専門対策をスタートする際は、まずこの2テーマを完璧にしていきましょう!
PT国試 科目別アドバイス - 専門問題「D 理学療法評価法」編
- PT専門問題では、【関節可動域測定法】【MMT】が突出して出やすい。
まずはこの2テーマを完璧にしよう! - もちろん、他の評価法についての出題もある。
それぞれの評価対象・方法・判断基準をきちんと整理して、確実に覚えていこう!
PT専門問題での3大頻出ジャンル「D 理学療法評価法」「E 内科疾患」「G 整形外科学」のうち、今回は「D 理学療法評価法」を取り上げました。
次回以降、「E 内科疾患」「G 整形外科学」についても出やすい問題を解説していきます。お見逃しなく!
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最新版の『QB2025』シリーズでは、さらに、科目ごとによく出るテーマも掲載しています!
最新版の『QB2025』シリーズは、共通編に続き、9月にPT専門問題編、10月にOT専門問題編も発行されました。
ぜひ皆さんの国試対策にお役立てくださいね。
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