PT・OT国試受験生の皆さん,こんにちは.メディックメディア編集部です.
今年度(2022年2月)の国試を受験される方は,まさに今のシーズン,
「病院実習や卒業研究で忙しくて,国試のことは考えないようにしている…」
なんて人も多いのではないでしょうか.
そこで今回は,これまでの国試に合格した先輩たちから,「国試本番までのスケジュール」を聞いてみました.
▲国試までの勉強スケジュール例
もちろん学校によって実習・卒業研究の時期に差がありますが,大体でもスケジュール感をつかめれば,
「いまは実習に集中モード!」
「8月は共通問題対策で基礎固め!」
というように,安心して一年を過ごせるのではないでしょうか.
先輩の声①「最新のQB発売に合わせて,国試の勉強をスタートしました」
▲『クエスチョン・バンク』の共通問題編は,7月に最新版が発売(※)されますから,そのタイミングで共通問題対策からスタートした先輩です.
(※今年は2021年7月28日に発売.)
解剖・生理などの基礎知識をしっかり身につけておけば,その後の「PT専門問題」「OT専門問題」もぐっと解きやすくなる,という声は多かったです.
先輩の声②「卒論が忙しく,年明けに集中してQBを何周もしました」
▲学校によっては,年末まで卒論のピークが続くケースもあるようです.
そうなると限られた時間で国試対策をしなければならないので,QB2冊(共通+専門)に絞って何周もする,という対策が効果的だったようです.
とはいえ基礎が身についていない状態では,さすがに不安がありますよね.
まだ比較的時間の余裕があるうちに,QBの共通問題編だけでも進めておけると,心の余裕が生まれます.
国試までに,QBを何周するのがベスト?
▲圧倒的に解説が詳しいQB.効果的に活用するには,国試までにQBを3周することがおすすめです.
1周目
まずは普通に解き進めてみましょう.QBはすべての選択肢に解説がついているため,疑問点もしっかり解決できます.1周終わるころには,国試の全体像が見渡せるはず.
2周目
2周目は,自分の苦手分野対策です.1周目よりも解ける問題が増えているはずですから,逆に2周目でも解けなかった問題は,自分の苦手問題=得点アップのチャンスです.
3周目
3周目にもなると,国試の過去問には相当慣れてきます.どうしても苦手な分野や,特に間違えやすい問題を中心に,今一度解説を読み込みましょう.
自分で問題解説を話せるレベルまで到達すれば,国試本番の問題にも立ち向かえるはず.
国試本番までにQBを3周できるよう,うまくスケジュールを立てて国試対策を進めていきましょう!
QBを3周するための特別付録「学習プランシート」を活用しよう!
2021年7月28日発売の「クエスチョン・バンク2022」共通問題編には,特別付録として「学習プランシート」を収録しています.
「8月31日までにJ章を終わらせる!」というような計画表としても使えますし,
「9月は●●問も解いたのか!頑張ったな~」というようにモチベーションアップにもつながります.
3周目まで記入できるようになっていますので、
国試本番まで目一杯活用してみてくださいね!
長いようで短い国試対策.まずは「クエスチョン・バンク2022」共通問題編を足掛かりに,夏は共通問題対策を進めていきましょう!
「クエスチョン・バンク 理学療法士・作業療法士 国家試験問題解説 2022」
共通問題編の詳しい内容はこちら!