科目別分析シリーズ⑤
PT国試のPT専門問題では「D 理学療法評価法」「E 内科疾患」「G 整形外科学」が3大頻出ジャンルです。
では「D 理学療法評価法」の中でも、特に ”出やすいテーマ” は何でしょうか?
効率的な国試対策のために、今回は「D 理学療法評価法」内での頻出テーマをご紹介していきます。
「D 理学療法評価法」の頻出テーマは?
【関節可動域測定法】【MMT】が突出して出やすい!
(上記グラフは、過去10年分の国試過去問を分析したものです。)
「D 理学療法評価法」の中でも特に頻出だったのが【関節可動域測定法】【徒手筋力テスト(MMT)】の2テーマでした。詳しく見ていきましょう。
【関節可動域測定法】をテーマとした問題
【関節可動域測定法】をテーマとした問題では、各部位の測定法を問う画像問題が目立ちます。
- 軸
- 測定肢位
などの基本事項はもちろん,
- 代償運動
- 制限による動作への影響
も対策必須です。
▲実際に出題された、最新の問題例。
(第57回国試 午後問題3番、『クエスチョン・バンク2023』(PT専門問題編)P.152より引用)
なおこの問題は実地問題で、1問3点と高い配点になっています。
【徒手筋力テスト(MMT)】をテーマとした問題
【徒手筋力テスト(MMT)】をテーマとした問題もよく出題されています。
中には、測定肢位や抵抗/固定方法が一目で分かりづらい問題や、理学療法には馴染みのない部位の出題も含まれますので、注意しましょう。
▲実際に出題された、最新の問題例。この問題も実地問題(1問3点)でした。
(第57回国試 午前問題5番、『クエスチョン・バンク2023』(PT専門問題編)P.126より引用)
PT専門問題は、まず【関節可動域測定法】【MMT】から!
PT専門問題では、【関節可動域測定法】【MMT】が突出して出やすいと言えます。
ですので専門対策をスタートする際は、まずこの2テーマを完璧にしていきましょう!
PT国試 科目別アドバイス - 専門問題「D 理学療法評価法」編
- PT専門問題では、【関節可動域測定法】【MMT】が突出して出やすい。
まずはこの2テーマを完璧にしよう! - もちろん、他の評価法についての出題もある。
それぞれの評価対象・方法・判断基準をきちんと整理して、確実に覚えていこう!
PT専門問題での3大頻出ジャンル「D 理学療法評価法」「E 内科疾患」「G 整形外科学」のうち、今回は「D 理学療法評価法」を取り上げました。
次回以降、「E 内科疾患」「G 整形外科学」についても出やすい問題を解説していきます。お見逃しなく!
他科目の「出題テーマランキング」も、QB本誌でチェック!
最新版の『QB2023』シリーズでは、科目ごとによく出るテーマを掲載しています!
最新版の『QB2023』シリーズは、共通編に続き、9月14日にPT専門問題編が発行されました。
ぜひ皆さんの国試対策にお役立てくださいね。
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