科目別分析シリーズ①
PT・OT国試。共通問題の2大頻出ジャンルと言えば…?
理学療法士・作業療法士の国試では、過去問の傾向を知ることで、より有利な国試対策ができます。
ということで今回は、過去10年分の国試過去問を分析し、共通問題で「よく出る科目」を調べてみました。
(共通問題100題中、約20題前後を占めうる科目が出題度「高」、約10題前後を占めうる科目が出題度「中」)
「解剖学」「生理学・病理学」が共通問題の2大頻出ジャンル
過去10年分の国試過去問を分析しますと、特に「A 解剖学」「B 生理学・病理学」が際立ってよく出題されています。
この2科目は、他分野や専門問題対策にもつながる、「国試対策のカナメ」とも言えるジャンルです。
優先的に対策して、国試の基礎固めをしていきましょう!
さらに詳細な対策記事もアップしております!
「A 解剖学」でよく出るテーマは?(科目別分析シリーズ②)
https://ptot.medicmedia.com/study-post/2024/10/1924/
「B 生理学・病理学」でよく出るテーマは?(科目別分析シリーズ③)
https://ptot.medicmedia.com/study-post/2024/10/1928/
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「運動」「内科学」「神経」「精神」「整形外科」も比較的出やすい
その他「C 運動学」「G 心理」「H 精神」「I 整形外科」も比較的よく出る科目と言えます。
また「E 内科学」の心疾患・腫瘍・呼吸器疾患や、「F 神経」の脳卒中・認知症などは、共通問題全体から見ても出題数が突出していますので、特に注意が必要です。
▼各科目を、さらにテーマに分けて集計してみました。細かいので、大まかな傾向だけ掴めれば大丈夫です。
(※タップで拡大。スマホでご覧の方は、画面を横にしてご覧ください)
…とはいえ、ほとんどどの年度を見ても、各ジャンル数問以上は出題されています。
最終的には、苦手科目を作らないようにしましょう。
よく出るジャンルを知って、効率的に国試対策をしていこう!
これまでの記事でもお伝えしてきた通り、理学療法士・作業療法士の国家試験に合格するためのポイントは、
「みんなが解ける問題を、自分も確実に正解する」
ことです。
その意味では、どのジャンルも偏りなく勉強することが必要です。
しかし、対策の序盤では「A 解剖学」「B 生理学・病理学」など、よく出るジャンルから優先的に対策していくと、効率的な国試対策につながります。
さらに詳しい「出題テーマランキング」は、QB本誌でチェック!
最新版の『QB2025』シリーズでは、さらに、科目ごとによく出るテーマも掲載しています!
最新版の『QB2025』シリーズは、共通編に続き、9月にPT専門問題編、10月にOT専門問題編も発行されました。
ぜひ皆さんの国試対策にお役立てくださいね。
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