みなさんこんにちは、メディックメディア編集部です。
国試まであと2ヶ月。いよいよ本格的に国試勉強を始めた人も多いと思いますが、
メディックメディアには全国からPT・OT国試のお悩みが集まっています。
(今年11月に全国300人の受験生にモニターアンケートを実施しました。みなさまありがとうございます!)
そこで今回は、アンケートで多かった「PT・OT国試直前期のお悩み」にお答えしたいと思います。
国試勉強のお悩み①「なにから手を付けたらいいのかわからない!」
「なにから手をつければいいか、どう勉強すればいいかわからず不安です。」
不安なお気持ちお察しします。
とくに対策を始めた直後はどこから手をつけていいかわからないと途方に暮れてしまいますよね。
模試を活用して、「苦手な単元」「自分だけミスしている問題」を探そう!
まず大切なことは、自分の状況を知ることです。そのために模試を活用しましょう。以下をチェックしてみましょう。
模試のチェックポイント
- 自分が苦手な科目は何か?
- 周りの正答率が高いのに、ミスしてしまっている問題はないか?
国試の範囲は膨大です。しかし、国試は満点を取らなくても合格できます。
(前回の55回国試では、60%程度の問題を得点すれば合格できました。)
そして国試は合格率が約80%の試験です。つまり、他の受験生と同じような問題が
解けていれば、同じ程度の点数が取れていれば合格できると考えられます。
だからこそ、「多くの受験生が解けた問題/正答率の高い問題」は解けるように
ならなければいけません。また極端に苦手な科目があると、そこでみんなと差が着いてしまう可能性もあります。
ということで、最初は模試で
- 苦手な科目
- 周りの正答率が高いのに、ミスしてしまっている問題
を把握して、こうした科目・問題から手をつけるのがよいでしょう。
国試勉強のお悩み②「問題集をひたすら解いてます!これで本当に合格できるんでしょうか?」
「問題集って、どのくらいやるべきなんだろ?」
「基礎科目をまず固めたいんだけど、ひたすら問題を解いてるだけでいいのかしら…」
国試対策の基本は過去問演習です。
でも試験が近づくにつれ「問題ばっかり解いてていいのか」と不安になる人も多かったです。
そこで、過去のアンケートや調査で受験生がどの程度問題集を解いていたか調べてみました。
問題周は「3周」するのがオススメ!
毎年、受験生にQBを何周したかアンケートを取ってるのですが、回答では「QBを2~3周した」という方が毎年一番多かったです。
またメディックメディア編集部でも「3周」を推奨しています。
といっても、全部の問題を3回演習するのは時間がかかります。そこで、下記のように2周目以降はポイントを絞って演習量を調整すると効率的です。
問題集は「3周」する!
- 1周目は、全ての問題を解く(間違った問題には印をつけておく)
- 2周目は、1周目で間違えた問題だけ
- 3周目は、特に心配な問題だけ
ですので、まずは「問題集を3周する」ことを一つの目標としてみましょう。
ちなみにQBでは、20年分の過去問から良問をピックアップしています。
実際、QBの内容を完璧にすることで、国試本番でも8割得点することが可能だという検証結果も出ています。安心して取り組んでくださいね。
ちなみに最新版のQBには、QBを3周するまでの「学習プランシート」が収録されています。こちらもぜひ活用してみてください。
正誤だけでなく、「正しい根拠で答えられたか」をチェックする!
さて、「問題集も3周したし、問題も解けた!」となれば大丈夫… と言いたいところですが、ちょっと待ってください。「問題集の答えを暗記しているだけだった」という可能性もあります。
オススメなのは、各選択肢がなぜ◯なのか(×なのか)、その理由を説明できるか確かめてみることです。
根拠に根付いて正解を選べている場合は、しっかり知識が身についていると言えます。
逆に、なんとなくで選んでいる場合は、根拠があやふやな可能性があります。問題集の解説をしっかり読んで、解答の根拠をインプットするのがよいでしょう。
「答えが合っていた!」だけで満足していませんか?
- 正答肢 → なぜ「○」なのか?
- 誤答肢 → なぜ「×」なのか?
理由をきちんと説明できるまで、解説を読み込みましょう。
QBシリーズでは、すべての選択肢ごとに「○の理由」「×の理由」が記載されています。
これを自分の口で説明できるまで覚えていくと、模試や国試本番の得点力につながっていきますよ。
『QB(クエスチョン・バンク)』シリーズは、わかりやすい解説と、豊富なイラストが特徴で、受験生にもっとも支持されている過去問です。
国試本番に向け、ぜひ活用していってくださいね。