科目別分析シリーズ③
PT・OT国試の共通問題では「A 解剖学」「B 生理学・病理学」が2大頻出ジャンルです。
では「B 生理学・病理学」の中でも、特に ”出やすいテーマ” は何でしょうか?
効率的な国試対策のために、今回は「B 生理学・病理学」内での頻出テーマをご紹介していきます。
「B 生理学・病理学」の頻出テーマは?
【内分泌ホルモン】が出題数トップ
「B 生理学・病理学」の過去問で最頻出だったのが、【内分泌ホルモン】をテーマとした問題でした。
(上記グラフは、過去10年分の国試過去問を分析したものです。)
▲実際に出題された、最新の問題例。
(第57回国試 午後問題67番、『クエスチョン・バンク2023』(共通問題編)P.219より引用)
【内分泌ホルモン】をテーマとした問題では、ホルモンの名称・分泌部位・作用などが細かく問われます。
種類が多く覚えにくいですが、体の中でホルモンがどう働いているかイメージしながら学習していきましょう。
ちなみにこの問題,『QB』では以下のようなまとめイラストを掲載しています.
『QB』も活用しながら,一つ一つのホルモンを着実に押さえていきましょう!
最終的には、「B 生理学・病理学」全体をマスターしよう
「B 生理学・病理学」内では【内分泌ホルモン】が最頻出テーマでした。
とはいえ、「B 生理学・病理学」自体が重要科目ですから、それ以外のテーマも疎かにしてはいけません。
- 【エネルギー代謝】
- 【自律神経】
- 【排便】
など頻出テーマを手始めに、全体的にしっかり対策しておきましょう。
生理・病理の学習では、機序の理解がポイント!
生理学・病理学を学習する上では、一つひとつの現象について、
「体の中でなにが起こっているのか」=「機序」
を意識して覚えていくのがポイントとなります。
機序を理解できれば、その知識から得点につながることも多いです。着実に学習していきましょう。
PT・OT国試 科目別アドバイス - 共通問題「B 生理学・病理学」編
- 【内分泌ホルモン】が最頻出! 名称・分泌部位・作用をしっかり覚えよう。
- とはいえ全体から見れば、他のテーマもよく出るので、
最終的には「B 生理学・病理学」全体をしっかり理解する必要がある。 - 勉強の際は体の中でなにが起こっているのか、しっかりと機序を意識して覚えていくのがポイント。
(おまけ情報:解剖生理以外ですと、
- I 整形外科学【脊髄損傷】
- H 精神医学【てんかん】【統合失調症】
- C 運動学(全体的に)
などが頻出です。)
他科目の「出題テーマランキング」も、QB本誌でチェック!
最新版の『QB2023』シリーズでは、科目ごとによく出るテーマを掲載しています!
最新版の『QB2023』シリーズは、共通編に続き、9月14日にPT専門問題編、10月6日にOT専門問題編が発行されました。
ぜひ皆さんの国試対策にお役立てくださいね。
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