理学療法士・作業療法士教員の皆さま、こんにちは! メディックメディア編集部です。
PT・OT国試受験生の点数を知る
弊社では毎年、国家試験の受験生へ「合格予報」という合否判定サービスを提供しております。
今回は受験直前期ということで、このサービスで取得できた前回の第58回国家試験受験生(1,000人規模)の得点データをご紹介します。
昨年の受験者は何点取っていた?
200~230点がボリュームゾーン
たとえば昨年の合格点は167点(PT)でしたが、実際のグラフを見ると、
多くの受験生は200~230点を取っていたことがわかります。
これは合格点に対してかなり余裕のある点数ですので、受験者の「多数派」に属することができていれば合格の可能性は高く、
必要以上に不合格を心配しなくてよいということが言えます。
※2023年2月、第58回PT国試の受験者957人を対象に「合格予報」サービス・アンケートを実施。OTも同傾向。
それでは、受験者の「多数派」はどのように国試対策をしていたのでしょうか?
受験者の「多数派」がやっていた、王道の勉強法とは?
参考書『クエスチョン・バンク』での過去問演習が圧倒的
国試対策の王道を明らかにするために、利用した参考書を聞いてみたところ、
なんと90%近いPT・OT受験生が「QBを所持」していたことがわかりました。
また、国試対策においていくつかの参考書を併用しているケースを想定し、
「メインの参考書」としてQBを利用した人の割合も調べてみました。
すると、全受験生のうち実に3人に2人がQBをメインの参考書として利用していたことが明らかになりました。
※2023年2月、第58回PT国試の受験者957人を対象に「合格予報」サービス・アンケートを実施。
OTも同傾向。(全体の90%がQB所持/22%がQBサブ利用/68%がQBメイン利用)
国試直前期の今、過去問演習に取り組んでいる学生が多いと思われますが、
過去問演習を繰り返して暗記・理解を深めていく、という王道の勉強法こそが、合格につながっているということが示されています。
国試当日に合否判定が出る「合格予報」サービス
2/18(日)当日18時よりオープン予定
なお今回ご紹介したデータのもとになった「合格予報」を、本年も実施いたします。
200問の回答を入力することで、合否判定が「晴れ」「くもり」「雨」でわかります。
(国試当日18時頃よりオープン予定。判定は当日すぐ表示されます。)
第59回受験者向け「合格予報」のご案内
https://ptot.medicmedia.com/2022/12/705/
↑ぜひ学生の皆さまにご紹介くださいませ。
今回の記事では、全国の受験生が、国試で実際に獲得した「得点」について特集いたしました。
過去問演習という「王道の勉強法」で、多数派に入る(=合格安全圏)ことの重要性が窺えます。
今後も理学療法士・作業療法士教員の皆さまに役立つ情報をお届けしてまいります。
また次回の記事でお会いしましょう!
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https://ptot.medicmedia.com/teacher-post/2023/09/1414/